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お金の価値はその時々で変わる

といっても為替変動のことを言っているのではありません。

スーパーに買い物にいくと、100g100円の豚肉にするか、200円の豚肉にするか、迷うでしょう。あるいは200円の菓子を買うかどうか、198円の牛乳にするか、特売の150円の牛乳にするか、など、節約を考えて、100円の攻防が続きます。
ところが車を買い換えるとなると、2,3万円のオプションを何種類もつけたり、はたまた家を買うとなると、一山いくらで、2000万円か、2010万円かは、あまり問題ではない、10万円単位、100万円単位で考えます。電気代や携帯代が1000円上がっても、家のローン支払いが1000円下がっても、あまり気にしないのではないでしょうか。
しかし、小さな買い物でも、大きな買い物でも、節約した1000円は同じ1000円の価値であるのです。毎週1000円食費を20年間我慢して節約することも、100万円家を安く買う(金利が変化してローン支払額が100万円下がる)ことも、同じことです。

次のことを提案したいと思います。
1、どんなときも同じ貨幣基準を持つこと。大きな買い物ほど太っ腹になりやすく注意が必要。普段我慢していると、大きい買い物のときにどーんと太っ腹になってしまうのです。
2、毎月自動的にかかる支払いには注意すること。自動的に引き落とされる小さな価格差が、年間を通すと大きくなる。ローンなど支払い項目をシンプルにすること。
3、節約した分を、小さな価格の商品を購入して少しずつ贅沢をすると、満足感が大きい。通販で1万円安くテレビを買っても性能に差はないが、浮いたお金で1000円のケーキを毎月10ヶ月間買えば、楽しみを伸ばすことができる。

大きな節約を一回し、浮いたお金で小さな贅沢を少しずつ行う、これが節約をしながらストレスのたまらない満足感の大きい生活のコツのような気がします。

2006年10月
税金の還付金、株式の売却益、ギャンブルなど得たお金は、思い切って遣っちゃおうとなりますが、ここにも注意です。突然の収入による1万円でも、毎月こつこつ節約して貯めた1万円でも、同じ1万円の価値があるのです。普段我慢している節約しているという意識があると、まとまったお金が入ったときに、これは思い切ってすぐに使ってしまおうとなってしまう。本当はここでも節約すべきなのです。ちびちび使うと、幸せ感が長続きしますよ。


参考