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安いか高いか

あらゆるものに値段がついていますが、その値段に惑わされずに、自分にとっての価値を見つけてみましょう。

例えばYチェア。1950年代から、デンマークで作られている椅子ですが、これの中古(バーチ材、無塗装)を4万円で購入しました。中古の椅子1脚4万円と聞くと、皆高い買い物だと思うでしょうが、私はそうは思いません。

まずこの椅子は、今オークションで売れば、4万円で売れます。私が毎日使っていて、気に入っていて、座って満足しているのに、使用料はゼロなのです。座面が10年以上使えば張替えなければならなくなるでしょうが、17000円です。もちろん壊れなければ、火事で焼けなければの話ですが、消費量はごくわずかです(1年あたり1700円未満)。毎年税金がかかることもない。座ってコーヒーを飲んで一休みできる。デザインも気に入っている、見ても美しい。電気代もかからないし、二酸化炭素排出もない。
新品は年々ユーロ高で値上がりしているようですので、中古価格も少しずつ値上がりするでしょう。
以上の理由から、決して高い買い物ではなかったと思えるのです。

日本の得意とする製品に、なかなかこういうものがありません。自動車にしてもパソコンにしても携帯電話にしても、5年も使えば買い換えたくなる、税金や通信料、使用料がかかる、そして5年後には再販価格が限りなくゼロになる。ゴミになるのです。しかしこういった製品を、我慢して、もし一生使うことができても、毎年かかる使用料や税金は払わなくてはなりません。電気代もかかるので、環境にも悪い。決してお得とはいえないのではないでしょうか。もちろん企業としては、買い換えサイクルを早めることで、儲かるのでしょうが、消費者もそれを望むべきなのでしょうか。買い換えサイクルが長いものほど、価値があると考えています。

私としては、そのものにいくらぐらいの価値があるかを考えるときに、そのものが何年くらい使えるか、あるいは30年後にどのくらい価値があるか、30年間使ったとしてその総支出はいくらくらいになるか、といった時間軸も併せもって、考えるようにしています。好きな物、満足できるものを末永く使うこと、できれば一生使うことが、lohasにつながる、「買い換えなければならない」という強迫観念のない平穏な心につながる、と直感しています。

それぞれの消費行動や購入時に、自分なりの「値付け」をしてみて、自分なりに「目利き」になってみてください。

2006年7月
そのヒントのひとつとしては、次のことがあります。

世間一般では、新しいものは高価で、古くなると安くなる、というものです。
これの逆をいって、新しいものを買わず、古いものを大事に使う、これで時間を豊かに暮らせます。ついでに安く済みます。
もう一点は、どれを買うか、よりも、そもそもそのものを買う必要があるか、買わずに済ませられないか、を考えることに時間を割いてください。じっくり時間をかけることで、お金が余るのではないでしょうか。

2006年9月
景気の良いときに物の値段は上がり、景気の悪いときには同じようなものが安くなります。特に電化製品が顕著です。ですから景気の良いときは買うのは我慢して、不要なものは売り、景気の悪いときに安く買うのが良いでしょう。株と同じです。

2006年9月
人に頼むと高くなり、自分でやればただ同然です。とれたての野菜と魚で食事を作る、家族4人食べて1000円か贅沢しても1500円くらいでしょう。同じような食事を食堂で食べようとすると、3000円以上、有機野菜などを使っているレストランに入ると5000円から1万円。材料費は安いはずなのに、人件費が高い。自分で作れるならば、うちでご飯が一番おいしく感じるでしょう。
子供に勉強を教える。勉強の仕方を教えて、後は問題集をいっしょに選んであげられれば、1年間1科目2000円で済みます。これが塾に入れてやる、夏期講習だ、テストだとやっていると、勉強をしている忙しさは感じる、スケジュールはこなすが、肝心の知識や経験が身についていない。
料理を楽しむ、家や庭のメンテナンスを楽しむ、車の簡単な整備をする、子供に勉強を教える、そういったことを楽しんでできれば、その費用も安く済み、一石二鳥でしょう。そして一番得をするのは時間です。実際に自分でやってみるという経験する時間、楽しい時間が、ただで得られるわけです。

2007年2月
円安が続いて、ヨーロッパ製品がじわじわと値上がりしているかもしれません。家具、食器など、本当に欲しいものならば、買い時かもしれませんよ。
と思っていたら、再び円高基調へ。あわてなくても良いようです。本当に心のそこから欲しいと思ったときに、欲しいものだけを購入してみましょう。