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子育てを損得で考えてみる

子供を生み育てれば、自分の時間がなくなる、働く時間が短くなる、お金もかかる、損だとお思いの方も多いでしょう。ここではあえて損得で子育てを考えて見ます。

子供というのを生物学的に考えてみると、自分と相方の遺伝子を半分ずつもったコピー個体、ハイブリッドキメラなのです。その個体が、これから成長し、様々なことを経験し学び、大人になって、うまくいけばお金を稼ぎ、さらにうまくいけば、自分の死後も自分と同じような遺伝子を持った子孫を残す、こんな不思議なことが他にあるでしょうか。

たしかに子育てで、自分の自由にできる時間は、特に最初の5年間くらいは減りますが、そのあとは、子供は自分の好きなように時間を使います。夫婦2人と同じような遺伝子をもった個体が使える時間が、3人分になる、1.5倍に増えることになります。子供が2人ならば、2倍に増えることになります。一時的に働く時間が1,2時間短くなるかもしれませんが、自分が退職しても子供は働いて様々な経験をします。教育費が1000万円かかったとしても、その同じような遺伝子を持った子供が稼ぐ金額は、その何倍にもなるでしょう。

自分の経験できる人生は一度だけですが、自分のコピーは、別の人生を歩むことができるのです。こんな面白いことをほうっておけません。

子供を生み育てるとは、自分の遺伝子や思想が生きる時間を稼ぐことなのです。

2007年2月
人は損をしないように注意深く生きてきました。時間を最大限効率的に利用する、お金を効率的に稼ぐために共働きにする、子供を最大限お金を稼げるように、塾に通わせ、何とか受験校に入れようとする、競争に自ら入り込んで、苦しい苦しいといっているわけです。競争だけでは苦しいはずですよ。つらいだけですよ。

じゃあ効率やお金の問題をとりあえず忘れてみて、自分の希望とは、送りたい人生とは、自分なりの幸せの瞬間ってなんだ?と問いかけてみる。現実離れした目標を立ててみると、そこまでの道筋、小さい達成できそうな目標というものも見えてくるのではないでしょうか。「幸せの形、尺度」が人それぞれでなく、共通のもの(結局はお金だけ)になっているので、競争が起きているのではないでしょうか。競争から少しはなれたところに自分をおいてみると、その危うさが見えてくると思います。

2007年9月
夫婦間の家事の分担などで損得を考えない方が良いようです。それよりも家族という一つのチームの損得を考えてみましょう。家族のために時間がある時に家事をする、家族のために仕事を早く切り上げて帰ってくる、子供の勉強を教える、など、家族というチームのために何ができるのか、チームの利益を最大限に考えると、自然と自分の役割が見えてきます。チームのために自分の無償の力を提供する、と考えてみてはいかがでしょうか。自然と体が動きますよ。

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